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2008年11月15日

患者さんとの言葉の壁

素晴らしい計画は不要だ。
計画は5%、実行が95%だ。
          
    カルロス・ゴーン(日産自動車CEO)


どうもどうも、全国学会の抄録の演題登録も無事済んで、23日の勉強会のスライド作りの案を練ってます。


まだ参加者がはっきりとしていないので、どのような話しの進め方にしようかも決まっていないですが…


最近はまた医学的なとこからはなれて、哲学・教育学的な分野の人の身体認識について勉強しています。

うちらセラピストはそれこそ専門的な部分の知識については詳しいと思いますし、プロフェッショナルでなければいけないと思います。
今までの勉強会や8月の勉強会での内容のように多岐に渡る知識や理論が必要だと思います。


でも患者さんはそれこそ、”ヒト”についての知識はほとんどありません。自分の身体についてもです。脊椎がどんな風に動くのかも、骨盤がどんな形をしているのかも、上腕骨がどこについているのかも…

自分の知識を直接、患者さんにぶつけても、伝わらないです。身体感覚が優れている方やスポーツ経験豊富な方などは別かもしれないですが。

最近、そんな壁にぶち当たっています。自分の患者さんに対する言葉が雑だな、と。

知識は深い方が良い。でも患者さんにはより大雑把で、より的確で、より患者さんがイメージしやすくて、より再現性のあるものが必要なんじゃないかと。

次の勉強会では、そんな部分もお伝えできたらいいな、と思っています。まだまだ試行段階ですけど。

そして12月は兵庫にいるM先生がCOPDについて講義してくれるそうです!!この勉強会ではまだ未知の領域の呼吸、うちも全然知りません…是非是非お話しを聞いて一緒に勉強していきましょう!!

ではでは参加予定の先生方、23日の参加人数が分かりましたら、ご連絡下さい★
posted by 管理人 at 00:03| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

一段落…

けっして、あせったり急ぐ必要などまったくありません。
誰しも人生にゴール地点など決定されてはいないのですから。

     ひろはまかずとし(言の葉墨彩画家)


何とか、全国学会の抄録もまとまり、リハDr.のOKが出たら演題登録をしようかと思ってます★

自分の文章力のなさに頭を抱えます…


さてさて勉強会ですが、

11/23(日) 10:00〜

多分、刈谷市民会館でやろう思ってます。

内容はTHAの症例報告

体幹・股関節をどう考えるか?
立位歩行での伸展保持を生み出す

をテーマに動画も交えながらお話ししようと思ってます!


参加される先生方もそれほど多くなさそうなので、
実技を交えながらの講義になるかと思います!


また参加されたい先生がみえましたら、遠慮なくブログタイトルにあるグーグルのメルアドにメールを下さいませませ★
posted by 管理人 at 00:27| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月04日

復活!!&11月勉強会再開★

誰もやったことのないことを
成し遂げたいと思うなら
自分に多少の無理を強いるくらいでなければ、
何も前に進まない。
       
      リチャード・ブランソン(ヴァージングループ創設者)


どうもどうも、嫁の実家の近くに引越し(中古マンションを買い)していて、やっとネットがつながりました!

来週頭に来年度の全国学会の抄録締め切りが迫り、いっぱいいっぱいでございます(笑)


んでもって約束どおり今月から勉強会を再開しょうと思っています。

今んとこ予定は

11月16or23の日曜です。

内容は今んところうちが担当している両側THAの患者さんの症例検討を通して、お尻が引けてしまう人の股関節をどう伸展させるか、について一考察をお話しできればと思っています★

あとは先日足助の先生の結婚式があり、その帰りに送ってくれた豊明のI先生が身体失認っぽい患者さんを担当していて悩んでいるということなので、ビデオでもみながらみんなで一緒にBody imageや注意とは、ってところを臨床的にどう考えていくか、をお話しできればいいかな、なんて思っています。

いつも参加されている先生にはメールでどちらの日が良いか確認のメールを送らせて頂きました★またご返信をお願いします!

また8月の強化勉強会に参加された先生やご興味のある先生はブログタイトルにあるグーグルのメルアドにこっちなら参加できそう、参加したいとかメールいただければご返信致します。

ではではまた暇をみて更新します!
posted by 管理人 at 22:59| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

研究準備中…

アマチュアではないので、
勝つことだけが目標ではありません。
プロとして自分が
どういうプレーをするのかがすごく大事です。
        
         イチロー(プロ野球選手)


どうも、来月中旬が学会発表の演題登録締め切りなのに、まだデータを集めてません…大丈夫なのか、本当に。


研究内容が二転三転したりしてその度に文献を読んでいるので、逆に色々勉強ができてうちとしてはプラスでしたが★


一応研究計画は立ててあるので、あとは他の研究を参考にしながら自分なりに具体的な方法を練って来週データ集め&解析に入る予定です。


うちらセラピストもプロです。イチロー選手がゆうように、勝つこと(目の前の患者さんを良くすること)はもちろん大切ですが、ヒトの身体を知るセラピストとしてもっと何かできないか。自分の関わらないより多くの患者さんを良くする可能性を見つけ出す”研究”も重要なのではないかと考えています。

どうしても自分は臨床家なのか目の前の患者さんに気がいきますが…


来月の勉強会は何をしよう???またリクエストお待ちしています★
posted by 管理人 at 23:29| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月10日

封印…

アノネ、がんばんなくてもいいからさ、
具体的に動くことだね。
             
       相田みつを(詩人)


最近、自分の考え方の主要な部分を封印しながらアプローチしている。

うちと交流のある方は知っていると思いますが、昨年までよく勉強してコースまで出ていた治療アプローチを中心とした考え方に捉われずに治療展開を考えるようにしています。

一つはその治療法に疑問がまだある、ということもあります。自分が勉強不足なのはもちろんではありますが、一つの治療理論に捉われすぎて他の視点が見えにくくなるというのも事実あります。
その理論に当てはめてしまうことで納得がいく部分もあるが、当てはまらない部分も存在するのでは、と感じます。

簡単にゆうと麻痺の存在する手の、手掌の部分の感覚が改善することは機能改善としての効果は果たしているといえます。

でもそれだけに満足していてもいけないですし、その改善が患者さんに対してどの程度生活や人生に影響を与えるのか?逆にいえばそんなことやるよりも歩いたりしていた方がよっぽどモチベーションの上がる患者さんもいます。

もちろんセラピストとして機能障害にアプローチできるスキルは必須です。うちもそのスキルを上げることにこの3年半突き進んでいたように思います。

しかし事実そんなことよりも歩ければ…家に帰れれば…

という声も聞きます。セラピストは機能の改善を追い求める。患者さんは意外にそんなことはどうでもよかったり…これでは治療はただのセラピストに自己満足にすぎません。

逆にある程度のレベルでADLが自立できている方は、細かな機能についての改善を望まれる患者さんもいます。

ということで最近は患者さん自身がどうありたいか、どうリハを進めて行きたいのか、というニードにあわせて、担当させて頂くセラピストとして何ができるのか、ということを色々考えながら毎日を過ごしています。

また封印している理由は自分の視野を単純に広げたいなぁ、という目的もあります。3年半の臨床を通して、機能障害やADLの獲得が困難な理由には、自分の考えていたような、身体・認知的な機能がCVAや骨折などなんらかの理由により患者さんの脳や身体の一部がダメージを受けてしまったことで中枢神経系ー身体の関係性が崩れることで目に見える問題が生じていると強く思っていました。もちろんこのことは影響を与えています。

ただそれだけでなく、入院や発症・受傷後動けなくなってしまった期間が存在します。毎日当たり前のように歩き、立って何か仕事や家事やらを毎日していたはずなんです。だけど病院ではトイレや食事・売店に歩いて向かう時意外はほとんど寝てるか座っていることが多いんじゃないでしょうか。

単純な廃用も実際、思っている以上に患者さんに影響を与えているのかもしれない、と感じたりしてきました。
その廃用による脳・身体の不活性化はさらに脳・身体の働きを悪くします。脳や運動器の損傷による影響にこれが加わると、どんどん問題点は複雑化します。

てなことを最近は感じます…

まぁ色々話したいことはありますが、それは11月の勉強会で★
posted by 管理人 at 23:11| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

研究は大変だ

もう、このへんでいいやと思ったら、

そのときは敗北している。


     広岡達朗(元野球監督)



そろそろ研究の計画を立てようと思いまして、準備しといた文献をたくさん読んでいる訳ですけども、予想通り、やりたいことはまぁやられている訳です…


といってあんま浅い研究にするのも、とか思い神奈川の上原に相談をしてみると、今度はマニアックになりすぎ、うちの病院でできるのかという、ハード面の問題もあったり…

やっぱやつは基礎研究の勉強をしているだけあって、研究方法がすごく緻密なんですね。どうしたらより説得力のある研究になるか、を当たり前のように考えることができている。

うちもそうなりたいものです。


まぁうちはうちなりに、自分の病院できる範囲で、そして何とか臨床的な部分との架け橋になるような研究ができていければ思うてますので、また上原にもダメ出ししてもらいながらやっていこかと思うてます。


まずは自分の周りの方々に自分はこうゆうのに興味持って臨床してます。ってゆうのが出せればいいなと★


あまりブログの更新ができないかもしれませんが、11月には勉強会再開しますので、皆さん楽しみにお待ち下さい!!
posted by 管理人 at 22:37| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

伝えることは難しい

技能、情報、知識は
道具に過ぎない。
     
   ピーター・ドラッカー(経営学者)


本当にお久しぶりです。あまり更新ができずすいません。


最近は、今まで以上に後輩の教育に力を入れるようにしています。
まだまだそれほどたくさん時間をとれる訳ではないので、うちの治療の合間に10〜20分くらい後輩と一緒に患者さんにアプローチするという形式で行っています。


難しいですね、自分がどう観て、どう考えて、どうアプローチをしているのかを伝えるのは…


目に見える現象を伝えるのは、そこまで難しくはないです。だって目に見えるので…

難しいのは、なぜその(目に見える)現象が起きているか、自分なりの仮説を立てるプロセスを伝えることです。


言葉にするだけなら簡単です。

麻痺側の下肢に荷重が載っていかない、から非麻痺側に身体が傾いている。

なぜ荷重が載らないのか、

@passenger unit(頭部〜骨盤)の重心の移動を捉えるべき圧覚の位置の変化、または足底圧の増減を捉えるべき足底感覚が分かりにくいのか

Apassenger unitが麻痺側への側方偏位の際に膝関節の伸展保持(大体脛骨関節面への荷重の持続)ができない(または膝関節面の荷重感覚が認識できない)のか、もしくはそのための筋活動が持続しないのか(筋活動の持続にも注意が持続しない、という可能性もあります)、または筋活動が非麻痺側に比べると出力速度が遅いのか(荷重に対する”構え(予測)”が不十分なのか)

また@、Aが上手く出来ていない患者さんは股関節も働きにくい印象があります。

Bそれ以前にベースとなる股・膝・足関節の動き自体が分からなくなっている。膝が曲がっても、曲がろうとしても気づかない、お尻が引けていることに気づかない

Cそもそも体性感覚を有効に使うことができず、@、Aの感覚自体に注意を向ける・持続することができないのか

D身体失認があり、相当注意を向けていないと麻痺側身体への感覚を認識できない。そんな場合には非麻痺側が過剰に努力していてもそれさえ気がつかない(Bの場合にも過剰努力が出現する時もありますが)

などなどを後輩がアプローチしている時の患者さんの発言や目線、その患者さんがどこから動かすのか、どこはあまり動かさないか、その時自分が実際に触った感じなどから判断します。

もちろん仮説は一つだけではなく、それらが複合して存在する場合もあります。


んでもって自分がどうやってその仮説を検証するのか、そこから出た問題点に対してどうやっているか、を自分がアプローチしてみせる場合もありますし、後輩のアプローチに対してうちがアシストしていく場合もありますが、それは後輩それぞれのキャラや患者さんの性格や雰囲気に対して変えています。


大事なのは、患者さんが変わる!ってことに気づいてもらえればいいかな、ってことです。
後輩が悩んでいることに対して、言葉だけでこうしたらいいんじゃない、ってゆうのは簡単ですが、言われたことは分かっても実際にどうしたらいいかが分からないことが多いんじゃないでしょうか。
うちもそうです。先輩にここが弱いよね、と言われても、分かっていても上手くいかないんじゃい!!!ってことも多々あります。それさえ気づかなかった、ってこともありますが…


だからまず仮説を立てて、その仮説をつぶしていって、自分の立てた仮説の中でその患者さんに存在する問題点を抽出して、自分だったら実際にこんな風にやってるよ、ってゆうのを提示するようにしています。

それで変わらないんだったら、うちは口だけの先輩になるでしょうし良いプレッシャーになるので。


それで何かしらの刺激を受けてくれれば幸いです。
posted by 管理人 at 02:10| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月05日

コンセプト

あらゆる人々を喜ばせることはできない。
批判を気にするな。人の決めた基準に従うな。
      
     ロバート・スティーヴンソン(詩人)



お久しぶりです。病院の業務などに追われ気味で、久しぶりに疲労がたまっている管理人です。

今回は、”コンセプト”について話そうかと思っています。


うちのコンセプトは勉強会でも度々ゆうてますように、
「患者さんの視点に立てるセラピスト」になることです。


感覚がない、動かしたくても動かせない、動く感じそのものが分からない。自分の身体がどこにあるのか分からない…

患者さんの言葉や表情、身体の反応などから、そして患者さんとの対話の中で、その言葉の意味を想像し、そしてその訴えの本質をどうにか良くする道を探り、援助していけることがうちの考えているセラピーです。

そのために、機能解剖、脳科学、認知心理学などを勉強している次第です。


そしてうちは回復期で勤務しているので、
ADLの獲得、早期の自宅退院へと向けて、という回復期コンセプトと、上記のうちのコンセプトを織り交ぜながら毎日リハを進めています。



いつも理想通りにいくことなんてありませんが…


どうしても、短い在院期間の中では、機能的な問題だけにアプローチする訳にもいきません。

でも心の中では、うちは麻痺を治したい…という機能障害に対しての思いが強いです。


ただ世の中色々な治療や考え方があり、どれが一番良い!なんてのもないのが現状ではないでしょうか?

ヒトということ自体、脳から、身体から、哲学から、心理学から、あるいは機械工学から、と様々な観点から考えることができるので。


自分の興味のあることからはじめるしかないな…

ってうちは考えてます。

どの治療が良い、悪いということではありません。だから理由なく否定する意味はないはずです。


前に公文式かなんかのCMでやってましたが、
日本では
 3+6=□
でも海外では
 ○+△=9

なんてのがありましたよね?!確か。

セラピーはこの海外の計算式のような捉え方が必要なんだと思います。

答えを導くのは、一つの方法ではない、ということです。

ただ色んなことを知っていればこのバリエーションが増える、ということです。

そして臨床では日本のような3+6=□、なんてことはほぼないはずです。そんなにマニュアルな作業で患者さんが良くなるんだったら、毎日こんなに悩みませんよね…


うちはブログや勉強会を通じて、このバリエーションを増やすための新しいツールがお話しできれば、と思っているだけです。そしてディスカッションの中でうち自身も、このツールをより洗練したものにできたらいいなと思うております。


はじめのお言葉にもありますように、

批判は気にするな、です。それはその人の基準であって、自分のセラピーに求めているものとは違うこともあるからです。

ただ批判はいつも間違っている訳では決してありません。むしろそちらの意見の方が正しいなんてこともあるでしょう。自分の知識や経験不足のために…
その批判の意味を再考することも自分のコンセプトをよりよくするために必要だとは思います。

でもまずは自分で考えていきましょう★
posted by 管理人 at 00:45| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

なぜ思いどおりに動かない?

英雄とは自分のできることをした人だ。
ところが凡人はそのできることをしないで、
できもしないことを望んでばかりいる。
             
       ロマン・ロラン(小説家)

どもども、勉強会の時とはまた考えが変わり、治療アプローチもまた違うアプローチになりつつある管理人です(笑)


最近は、勉強会に参加している先生やまた別の先生からもご質問のメールを頂いており、ありがたい限りです。うちの勉強にもなりますので★

また前回の勉強会で何人かの先生に名刺をお渡ししました。

遠慮なく、どんな質問でも、メールでご相談いただければ一緒に考えさせて頂きますので☆

こんなこと聞いてもいいのかな?自分で考えろとか言われないかな?とか深読みしなくて構いません(笑)
先生方が困っているのなら、そのままにせず、質問することも新たに一歩踏み出すことになるんじゃないかな、と思います。


うちだって知らんことだらけです。だから質問されることはすごく嬉しいです。他の先生はこんなこと考えてるんだ、ってことが分かりますし、自分が考えていないことを考えていたら、勉強になりますし。そして返事をするために自分なりに考察しないといけないので、うちにとってもいい機会なので★


ということでいつでもパソコンのメールなり、このブログの下に書いてあるg-mailに送って頂いても構いませんので★


ということで、最近思っていることを書こうと思います。しばらく(9,10月と)勉強会を開催できないので、自分なりに臨床で感じたこと、考えていることなどを皆さんにお伝えできればと思っています♪

そして若い先生方が多い、ということもあり、臨床上よく遭遇することについてお話できればなぁと思います。


では今回のテーマは
なぜCVAの患者さんの上下肢は全くor思いどおりに動かないのか?ということです。

自分の思っていることを全部出そうとすると何時間でも話せそうな内容なので簡単に?多分まとまりはないですが…思いついたままに話します。あくまで私見ですので…

CVAの患者さんでは、こと回復期においてはよく改善する場面に遭遇します。いわゆる自然回復も含まれます。

回復する、ということは脊損のように下行性線維が損傷しているために随意運動ができなくなっている、という訳ではなさそうです。本当に内包全てが障害されていれば別かもしれませんが…
臨床においては内包に障害があっても、改善する患者さんにも遭遇します。しかし脊損ではそのようにはいかないことが非常に多いです。そのため機能の残存している部分でいかに上手くADLに結びつけるか?ということが主要なアプローチではないでしょうか。

ここが中枢性の神経障害であっても、CVAと脊損の異なる部分ではないでしょうか。

中枢神経系は損傷した部分は今の所再生はしない、というのが大方の見方です(最近では中枢神経系も再生能力はあるがそれを通常では抑制している細胞がある、なんてことを前に新聞で見ましたが)、ただし脳は代行機能を持っています。残った皮質で新たに動作を獲得する可能性を持っています。シナプスの結合を再構築することができるんですね。

ただし回路の構築(学習)は必ずしもいつも良い方向にいくとは限りません。悪い方向にも学習してしまいます。これまでのCVA患者さんにあったような定型的な運動パターンもこれに当てはまるのではないでしょうか。

なぜ定型的なパターンが出現するのか?これについては細かくは話しませんが、以前うちの勉強会でdiaschisis(機能解離)の話しをした時にご説明しました。参加された先生は記憶の片隅に残っていますでしょうか?機能抑制された運動は単純でパターン化された粗大な運動(共同運動パターン)から解放されていきます。その時点でADL動作を学習してしまうことで、より強固なパターンが完成するのではないか、という仮説をお話ししました。


では何故定型的なパターンであれば動かせるのに、分離した、協調した、本人の思いどおりの運動ができないのか?という疑問にぶつかります。麻痺だから、と片付けてしまえばそれまでです。でもそれでは治療にむすびつきません。狙う的が広すぎますよね。

パターンであれ動かせるのであれば、下行性の運動線維はどこかしら残っているはずです。

じゃあ動かす、ためには何が必要なんでしょうか?

うちが大事にしているのは”動く感覚”です。

肩関節を動かしていることが分かるためには肩が、
肘関節を動かしていることが分かるためには肘が、
股関節を動かしていることが分かるためには股が、
足関節を動かしていることがわかるためには足が、

動いている感覚が同時になければ、自分で動かしている、という感覚がないんじゃないかと感じています。

多くのある程度随意運動が可能な患者さんでもこの感覚が認識できない方もいます。つまり視覚的に動かしていることを確認しているんじゃないかと思います。

前の勉強会でもお話ししたように運動と感覚は同時に生じています。
動かそうとする意図と動いた感覚が同時に生まれ、それが自分が自分の身体を動かしている、と実感できるんだと思ってます。

患者さんではその運動と感覚にズレが生じています。だから(病前と)違う、変、もどかしいと感じているのではないでしょうか?

だから共同運動パターンや連合反応がみられる患者さんでは視覚的に動いているのは分かるんだけれども、動かしたいようには動かない。手首を動かしたいのに肩に力が入ったり、肘が曲がってしまったり。

これをどう考察していくか、仮説を立てていくことができるか、によってアプローチが変わります。


・各関節の運動感覚がない(運動感覚って…深部覚でもありますがこれにも色んな要素が関与しています、これについても細かくはまた今度)。それぞれの関節の動く感じがないのであれば動かしようも、動いた時の感覚も分からないのではないか

・連合反応に気づいていない。気づいていないのには注意が向いていない/向けられない、向けるべき感覚がどんな感覚かが分からない、前述した運動感覚がない、などが考えられます

・単関節であれば注意を向け、知覚することができるが、動作場面になると多関節の同時制御ができない。例えば上肢挙上では肘を伸展保持したまま(曲がらないように注意を配分しながら)、さらに肩関節の制御、また勉強会でお話ししたような予測的・持続的な体幹の制御までもが要求されるかもしれません


また上記のように体幹や他の部位の予測的な安定性の制御ができていなければ、バランスをとるためにも注意を向けながら遂行しなければならず、運動したい部位への注意はより向きにくくなってしまうかもしれません。

注意は、目に見えないのでこれを評価していくことが非常に難しいですし、うちも患者さんとの会話や動きの中から仮説を立てていくことしかできないです。

CVAの患者さんは自己の運動パターンで日常生活を送っていく中で、それが自分の当たり前の上肢や下肢の動きとして学習していく危険があります。
そのため潜在的には感覚が残存していたとしても、その感覚に注意を向け、感じることがなければ、注意を向けることも難しくなるでしょうし、それが結果としては感覚障害として現れている可能性もあるんじゃないでしょうか?


ということで長々と書いていたら、1時半になり、明日の仕事にも影響が出そうなので、今日はこれまでにします。

またぼちぼちと更新していきますので、また皆さんのご意見をいただけると、それに沿った内容も盛り込めると思いますので、またご意見よろしくお願いします。

ではではおやすみなさい…
posted by 管理人 at 01:30| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

実践、失敗、検証、実践

(最後に文を追加しました)

失敗する人には2種類ある。
考えたけれども実践しなかった人と、
実践したけど考えなかった人だ。
           
      ローレンス・ピーター(教育家)

勉強会に参加された先生方は、今週の月曜から、何か臨床で評価すること、アプローチの方法が少しでも変化したでしょうか?

何か先生方が感じていればうちの土日の勉強会の目標は達成です★

うちの後輩も色々刺激を受けたようで、目の色が変わっていて嬉しかったです。伝えたことを実践して患者さんが変わったことを感じられたと喜んでいました!

すごく嬉しいことです。
ただ満足はしないで欲しい気持ちもあります。
臨床はマニュアルではたちうちできない、とうちは考えています。

上手くいった先生は、さらに患者さんが良くなる方法を、
上手くいかなかった先生は、評価が足りなかったのか、アプローチで考慮することが足りなかったのか、

などなど、自分なりに考えることが大切です。


あの講義で伝えたことをやれば、患者さんが良くなる訳じゃ決してありません。そんなんあったらとっくに本出してます(笑)


だから先生方が患者と一緒に考え、悩み、勉強会でやったように、自分なりに仮説を立て、その仮説を打ち消すような評価、仮説を支持するような評価をし、仮説が正しいかどうかを日々の臨床で積みかさねて下さい。

それが次に出会う患者さんの役に立つかもしれません。


たとえばCVAで端坐位で非麻痺側に傾いているのであれば

お尻の感覚がないのか?→お尻触ってみる

足底の感覚がないのか?→足の裏触ってみる

麻痺側に倒れそうな感じがするのか?→体幹などを介助し、体幹を正中に保ってみる。その時の患者さんの感じはどうか

下肢の荷重感覚がないのか?
→これは難しいです。まずは荷重感覚って何?
を考えないといけないからです。
足底の圧覚が認識できたからといって麻痺側下肢が体重を支えているのがイコールではないことが臨床上多くないでしょうか。
また足底感覚がたとえ正常でも、
足底にかかる圧覚が一緒=まっすぐ立っているわけではないです。
例えば麻痺側の足底屈筋が過緊張で床を押し付けていても、足底圧は増加しますし、例えば膝がロッキングしたり、膝屈曲位でも頭部の重さを麻痺側かければ頭部の重さの分だけ足底圧はかかりますしね。

 これは以前勉強会で少しお話ししました。最近またうちの荷重感覚、というかそれだけではなくて、どこの関節をアプローチする際にも講義でAPA’Sの話しをしてくれたH先生の”関節安定性”のスライドがありましたが覚えていますか。そこから四肢をアプローチする際考慮していることがあるので、次の勉強会ではその辺がお話しできればと思っています。


やや話しが脱線しました、いつもですけど(笑)

まぁそんなこんなで伝えたかったのは、コメントで蒲っ子先生がゆうてたように、仮説を立て、それを検証していくことです。

それができるようまた勉強会を通して自分なりの考え方アプローチの仕方がお伝えできればと思っています。


あと心に留めておいて欲しいのは、
勉強会の実技で感じたかもしれませんが、
健常人に対するハンドリングでも、あれだけ難しいんです。
重心を崩さないように、四肢を動かしたり、狙った部分の身体の反応を引き出すのには…

じゃあ身体を昔のように感じなくなり、思いどおりに身体を動かすことができなくなった患者さんは…

それが難しい、ということは想像に固くないはずです。

だから患者さんに触れて、動かす、動きを伝えるということは難しくて当然です。

そのことに気がつけば、患者さんにもっと優しく、そして丁寧なハンドリングができるんじゃないかと思っています。
posted by 管理人 at 21:30| 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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